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FSD特有の治療法

ここでは、パートナーとの触れ合いを通じたFSD独自の治療法を紹介しています。

心因性FSDの治療法

心因性の女性性機能障害(FSD)の治療は、主にセックスへの恐怖や罪悪感を減らしていくことが目的です。
ロマンティックな恋愛小説や映画、ソフトポルノを読むなどして「セックスは楽しいもの」だということを認識。
性的イメージを豊かにすることで、人間にとってセックスは必要不可欠なものであり、決して汚いものではないということを受け入れられるようにします。

また、オーガズム障害を持つ人には、性的感覚に没頭できるような訓練をします。
簡単な方法としては、マスターベーションが有効。性的な行為に罪悪感を持っている人は、まず自分自身へのタッチングから始めることで、徐々に心の問題から解放されていきます。マスターベーションの際には、バイブレーターなどの器具を使用することもあります。

センセート・フォーカス・テクニック

センセート・フォーカス・テクニックは、感覚集中訓練と呼ばれる方法で、セックスセラピーの基本的な手法です。
他に、五感集中訓練、タッチングなどとも呼ばれています。
リラックスした状態で、パートナー同士がお互いの身体に触れ合い、「どうすればパートナーが気持ち良くなるか」を理解し、性の喜びを得ることを目的としています。
性欲の低下、勃起障害(ED)、性嫌悪症、性交疼痛症の改善などに用いられます。
センセート・フォーカス・テクニックには5段階の公式があり、第1段階から順々に治療を進めていきます。最終的には、性交まで進むことが目的です。

  1. 性器を除くお互いの身体を愛撫し合い、相手のことを配慮せず、与えられた感覚や官能のみに集中し、タッチングを受けることを楽しむ。触れられ方の好みを相手へ伝える。
  2. 性器へのタッチングを加える。しかし、オーガズムには至らない程度。
  3. 女性が上位になり、何度か短時間挿入する。自己刺激、またはパートナーからの手や口による刺激でオーガズムに至る。
  4. 女性上位で、オーガズムに至るまでペニスを膣内にとどめる。
  5. 男性上位で、オーガズムに至るまでペニスを膣内にとどめる。

タッチング

センセート・フォーカス・テクニックの中で重要な訓練であり、性機能障害を治療するための基本的な技法。
性交に対する恐怖を克服し、言葉を使わないでコミュニケーションを取ることが目的です。
タッチングはパートナー同士が全裸になって行いますが、なるべく性的なムードにならないようにするのがポイント。神経を集中し、触れられたときの感覚をよく覚えておき、相手にどのようにしてもらいたいかを伝えます。伝えるときは言葉を使わず、お互いの手を重ねて意思を伝え合うようにします。

ちなみに、タッチングは広義でとらえると、マッサージやアロマテラピー、リフレクソロジーなどもそれに相当します。
マッサージで「人の手って温かいな、気持ちがいいな」と思うことも、タッチングセラピーの一環なんです。確かに、マッサージとかエステって落ち着きますもんね。なるほどと思いませんか?(笑)