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女性性機能障害(FSD)とは?

ここでは、現代の女性に多い女性版EDとも言われる女性性機能障害(FSD)についてお教えしていきます。

女性性機能障害(FSD)とは?

EDは男性のみに起こる症状と思われていますが、実は、女性にも性機能障害はあるのです。
これを、女性性機能障害(FSD:Female Sexual Dysfunction)と呼びます。
身体的な問題はないのに、性的に興奮せずセックスをする気が起きない、性交痛があるためセックスが苦痛、セックスは汚いものだと思ってしまうような状態のことです。

とくに多いのが、出産後の身体や心の変化によるFSDの発症。出産してから性交痛が伴うようになったり、セックスそのものに関心がなくなり、「しなくても構わない」というような心理になるようです。
FSDは、女性のデリケートな心と身体の問題が絡み合っているため、原因を特定したり治療するのが困難なのが特徴です。

また、夫や恋人のEDがFSDの原因となったり、FSDがEDの原因となるケースもあります。まずは、FSDの症状を詳しく解説しますので、自分に当てはまる項目はないか、良くチェックしてみてくださいね。

女性性機能障害(FSD)の症状

性嫌悪症
性嫌悪症は、セックスそのものに嫌悪感を抱き、性行為自体ができなくなる症状。「身体に触れられるのが嫌」「セックスが嫌でたまらない、苦痛」というような状態です。ただ、性欲がないわけではありません。1人エッチ(マスターベーション)はできても、セックスは嫌というのが特徴です。一見、仲の良い夫婦やカップルにも多く見られるそうです。
性嫌悪症になる原因はさまざまですが、夫の不倫やED、近親相姦、強姦の経験などが挙げられます。
また、幼少時に「セックスは汚らしいもの」などと言われて育つと、性嫌悪症になる可能性が高くなるようです。ちなみに、男性にも起こりうる症状ですが、圧倒的に女性の方が多いそうです。

性交疼痛症
セックス中に酷い痛みを感じ、行為自体ができなくなる症状です。膣の潤滑が足りないと痛みを感じることはありますが、性交疼痛症の痛みはそんなものではありません。ペニスはおろか、指さえ入らない状態なのです。痛みを恐れるあまり性的興奮が起こらず、その結果女性性機能障害に陥ってしまうというケースが多く見られます。
原因の1つは、心因性。性的に興奮しない、パートナーへの不安・嫌悪など、心理的な問題が基盤となっています。緊張や不安のあまり膣が潤滑せず、ムリに挿入することでさらに痛みを感じてしまいます。
もう1つの原因は器質性、身体的な問題のことです。子宮内膜症や子宮筋腫、エストロゲン不足による委縮性膣炎や外陰炎などが挙げられます。これらの多くは治療で解決するケースが多いもの。まずは恥ずかしがらず、婦人科で相談することが大切です。

性興奮障害
セックス中に膣が痛くなり苦痛を感じる、セックスをしようとしても膣が濡れないなどの症状を言います。
男性の場合、性興奮障害はEDとして現れますが、女性は膣潤滑不全という症状で現れることが多いです。性的興奮が高まると、女性は骨盤内が充血し、膣が潤滑してきます。
しかし、性興奮障害になると血管の充血作用が起こらなくなるため、膣が潤滑せず、膣も広がらず、オーガズムも得られない状態になります。原因としては、加齢や婦人科疾患、パートナーとの関係性が挙げられます。