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FSDの主な原因

ここでは、FSDを引き起こす主な原因について説明していきます。

FSDの心理的要因

FSD発症の主なものは、心理的なものが原因だと言われています。性的なものを受け入れられない心の奥には、トラウマ、育ってきた環境、夫や恋人との関係性が潜んでいるようです。
その他の原因には、以下のようなものがあります。

  • 強姦(レイプ)体験
  • 近親相姦
  • 中絶や死産の経験
  • 夫や恋人のED
  • 養育環境(性を汚いものだと教えられるなど)
  • 親の干渉が強く、精神的に自立できていない

原因は多々ありますが、自分で「これが原因」と特定できないことが多いのも特徴。
専門医でカウンセリングを受け、原因を突き止め、心理療法や行動療法で治療していくのが一般的です。
また、夫やパートナーの協力が得られるかどうかが、症状の回復を大きく左右します。

FSDの身体的要因

FSDの身体的要因に多いのは、加齢による女性ホルモンの低下。女性ホルモンが不足すると、性欲が減退、性的興奮の低下、膣の乾燥・委縮などの性機能障害が起きます。
閉経後の女性の多くみられる症状で、早期にエストロゲンなどを補充すると、症状を改善できることがあります。FSDを引き起こす身体的要因には、他に以下のようなものがあります。

  • 膣炎
  • 骨盤内手術の後遺症、産後の骨盤の歪み
  • 糖尿病
  • ピルや抗うつ剤の服用による副作用
  • 甲状腺機能の低下

実は、妊娠・出産、閉経など女性ホルモンの変化が原因となり、女性の大半が一生に一度はFSDの症状を経験するそうです。
ただし、軽度のもので自然に回復するケースや、一度FSDになったきりそのまま引きずってしまうなど、人によって症状の重さはさまざまです。

心と体の問題が絡み合って起こるFSD

FSDは心理的要因・身体的要因のどちらかが原因ではなく、相互に関連しあって症状を引き起こしていることが多いもの。
たとえ身体的要因が特定されても、その裏にある心理的要因がきちんと解決しなければ、FSDは完治しないのです。これは単純な問題ではなく、心と体が複雑に入り混じった、とてもデリケートな問題。
決して1人で悩まず、婦人科や心療内科などできちんと診察を受けるようにしましょう。もちろん、そのときはパートナーと一緒に受けることが大切です。